九見料理帖 2016.04.20 出汁かけ煮麺 Tweet Share 四百五十年間、鎖国されていた江戸の街が一年で一番、華やぐ時、それは師走。 庶民達は慌ただしく、来る年の準備を進めている。 そんな折、体も心も温かくしてくれたもの、それが、出汁かけ煮麺。 和だし「あたり」にて出汁をとり、みりん、酒、醤油を好きな割合で調味し、火を止め、味を整える。 自分の好みにあったら、再び煮立たたせる。 すこし固めに茹で上げた煮麺を器に盛り、たっぷり出汁をかけ、浅葱をそえ、最後は、おろし生姜を添えればいい。 料理 九見 竜(きわみ りゅう) Tweet Share 九見料理帖