端午の節句~こどもの日~
こんにちは。茶酵素本舗です。
連休は、ゆっくり過ごして日ごろの疲れを癒す方、行楽に出かける方、帰省される方、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
今回は「端午の節句」についてお話しします。
■端午の節句は「月の初め午の日」
現代では、5日5日の子供たちの健やかな健康を願う「こどもの日」を端午の節句と言いますが、なぜ5日5日になったのでしょうか。端午の「端」は「物事の始まり」、端午の「午」は午の日ということから、本来端午の節句は「月の初め午の日」という意味でした。
それから「午(ご)」と「5(ご)」が同音であり、奇数月と日にちの数字が重なる日を祝う習わしから、5月5日が端午の節句となりました。男の子の節句となったのは、江戸時代以降とも言われています。
■菖蒲湯で邪気払い
古代中国では5月は物忌みの月。菖蒲を用いて邪気払いの行事として行われるようになったのが、「端午の節句」の由来です。徐々に夏めいてくる季節の変わり目や、始まりに合わせて魔除け、厄除けの行事が行われていました。鎌倉時代になると「菖蒲」を「勝負」や「尚武」とかけて「尚武」の節句として祝いだして現在の風習になったと言われています。
菖蒲湯には血行促進や保湿効果の効果があります。強い香りには邪気を払う効果もあり、アロマの効果でリラックスできるでしょう。
慌ただしい4月が終わり、少し疲れの出やすい時期。
こどもたちの健康を祈りながら「菖蒲湯」に入ってみてはいかがでしょうか。