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いくつ知っていますか?お茶のことわざ

こんにちは。茶酵素本舗です。
皆さんは「お茶」のにまつわる言葉やことわざをご存知でしょうか。
調べてみると結構あるんです。今回は、お茶にまつわることわざについてお話しします。

朝茶に別れるな
「お茶は体に良いので毎朝飲もう」という意味。朝、お茶を飲むことは、一日の災いから守ってくれるという意味もあります。似たようなことわざでは、「朝茶は七里帰っても飲め」「朝茶は福が増す」というものも。朝、お茶を飲むことはとても重要と考えていたんですね。

お茶を濁す
「濁す」は「曖昧にする」という意味。一時しのぎにその場を取り繕うこと。
茶の湯の作法を知らない者が、抹茶を適当にかき回し、それらしくお茶を濁らせてその場をごまかすことから出た言葉といわれています。茶の湯の作法は慣れないと、なかなか難しいものですよね。みなさんも「お茶を濁す」経験あるのではないでしょうか。

お茶の子さいさい
「お茶の子さいさい」の「お茶の子」とは、茶菓子のこと。簡単に食べられることから、物事を簡単に片づける時のたとえに使われます。

宵越しのお茶は飲むな
お茶を淹れたあと一晩そのまま急須に入れっぱなしにしたものは飲むな、という意味のことわざです。お茶は生もの、特に暑い季節は急須の中で傷んでしまいます。そのままにせず茶葉は他に活用しましょう。

■朝茶はなぜ身体にいいのか?
朝茶は急須で温かい煎茶を淹れましょう。暖かいお茶で身体や特におなかを温めることによって、目覚めのスイッチを入れてくれます。煎茶にはカフェイン、カテキン、ビタミンCなどが含まれています。
加えて、紫外線のダメージが高いと言われている今の時期、ビタミンCはシミ対策や美肌に嬉しい成分ですよね。

■朝にビタミンCを摂るのは逆効果?
このビタミンCを多く含む食品をとれば、シミ対策や美肌に効果があるわけではないのです。ビタミンCを多く含む食品は何を思い浮かべるでしょうか。レモンやオレンジ柑橘類を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実は、柑橘類には「ソラレン」という成分が多く含まれています。ソラレンを多く含む食品をとってから紫外線を浴びると、メラニン細胞を活発化させその悪影響を増大させる効果があります。これがソラレン日焼けという現象。美肌を目指すなら朝のメニュー気を付けたいですよね。

煎茶には多くのソラレンは含まれていません。先人の教えの通り「朝茶に別れるな」の習慣で、健康的な一日のスタートをきるのはいかがでしょうか。

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