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太るお酒、太らないお酒、飲み方のコツとは?

スタッフSです。
そろそろ忘年会の企画をされている方も多いかもしれませんね。
年末年始は何かと会合やパーティの機会も増えるということで、今回はお酒についての話題です。

カロリーだけで判断するのは危険?


普段飲むお酒は人それぞれですが、代表的なもののカロリーを日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用および概算すると、

●ビール淡色100ml:約40kcal
●缶チューハイレモン風味100ml:約51kcal
●日本酒純米吟醸100ml:約102kcal
●赤白ワイン100ml:約73kcal
●焼酎100ml:約146~206kcal
●ウイスキー100ml:約237kcal

このような数値が出ています。
しかし実は、単純にそれぞれのお酒のカロリーだけで太る/太らないと判断できないのが難しいところ。
そこにはお酒の特性と、飲んだことによって引き起こされる私たちの身体のメカニズムが大きく影響しているのです。

お酒を飲んだあとの身体の中は?


アルコール分そのものは、飲んだ後に熱としてカロリーが発散されるため、身体に蓄えられることは基本的にないとされています。
しかし、お酒を飲み過ぎると身体の中でアルコールを代謝するためにエネルギーや酵素が消費されてしまいます。
結果として代謝が落ちて、お酒以外に食べたおつまみetcの分が代謝されずに残り、身体に蓄えられてしまうということ。

風が吹けば桶屋が・・・ではありませんが、私たちの身体の処理能力というものも、順番に働くようにできているようです。

どの種類のお酒を飲めばいい?


ちょっと詳しい人であればご存知かもしれませんが、ビール・日本酒・ワインのような「醸造酒」は原料としての糖質が多く、その点で太りやすいといえるでしょう。
また女性に人気の梅酒も要注意です。
糖質をたっぷり含むことが多いため、アルコール度数が低く口当たりがスムースで飲みやすいからといって、何杯も飲むのは気を付けたほうがよさそうです。

その一方で、焼酎・ウィスキー・ブランデー・ウォッカ・ジン・テキーラ・ラムなどの「蒸留酒」は、蒸留という製造の過程があることで、糖質が含まれないお酒です。
お酒の種類で大別すると、ダイエットを志す方には蒸留酒のほうが適しているといえます。

■注意点
ここまで書いたとおり、それぞれのお酒の単純なカロリー数値と糖質の有無は直接的な関係にはないため、ちょっと注意が必要かもしれません。
糖質が含まれないからといって、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒を飲みすぎると、アルコールを代謝するのにエネルギーや酵素が使われてしまい、結果としてその他の食べ物の代謝が悪くなるので、やはりダイエットの敵ということになっていまいますね。

また、お酒を飲むときは、いわゆるチェイサーとしてなるべく水を飲むようにするのがオススメです。
アルコールを分解するには多くの水分が必要で、さらに利尿作用もあるため、気付かないうちに身体が脱水症状になっていることも多いのです。

その昔、酔っ払って帰ってきた父(※現在70代中盤)が「み、水~」といいながら、玄関でゴロンっと寝転がっていたのは、そういうメカニズムがあったのですね。
皆様も、お酒は楽しく、ほどほどに。

身体にいい習慣、始めませんか


お酒を飲むことが多くなる季節にも、内側から調子を整える栄養を摂りたいものですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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