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ラグビー世界大会と○○の話

日本中を興奮と感動の渦に巻き込んだラグビーの世界大会。皆さんご覧になりましたか?

申し遅れました。今回よりブログ執筆に参加することになりました、スタッフS(男性)です。
高校時代ラグビー部に所属していたため、関連するいくつかの話題と、こちらのメインテーマである、食と健康、それから本、音楽、ファッションetcについても今後様々に書いてまいります。
ぜひお付き合いくださいね。

身近に感じた「世界」

先日閉幕したラグビーの世界大会。
北海道から九州まで試合会場があったので、皆さんもユニフォームを着た各国のファンを目にされたかもしれません。
普段の生活では決して出会うこともないだろう、様々な国のファンたち。
街中で見かけて思わずテンションが上がってしまったのは、私だけではないでしょう。

イギリス発祥の紳士のスポーツであるため、ファン層も比較的リッチな人々が多いといわれており、また訪れたパブリックビューイング会場などでも年齢層高めだったことが印象的でした。
そんなファンたちだからこそ、日本の高品質な食体験や各地で発揮されたホスピタリティがうまく噛み合って評価され、満足度の高い滞在になったのだと思います。

そして彼らは非常にフレンドリー。
いいプレーに対しては敵も味方も関係なく称賛の拍手を送っていました。
お互いに対してリスぺクトがあるからこそ、ファン同士のトラブルも他の競技に比べて起こりにくいというわけです。
実際パブリックビューイング会場で身体の大きな海外のファンに囲まれて観戦したときも、最初は若干の不安があったものの(ビールが頭に降ってくる?満員電車状態で押しつぶされる?等々)、迫力ある突破やトライシーンなど試合の決定機でも非常に平和的な盛り上がり方で、身構えていた私の予想はいい方向に外れました。

「スクラム」って何のため?

ここで、必ず聞かれるアレを。
ラグビーに馴染みのない方からよくされるのが「スクラムは何のために組むの?」という質問。
基本的にはフォワード(FW)と呼ばれる身体の大きな8人と8人が結束して正面から組み合う、ラグビーを象徴するプレーですが、世界レベルともなると8人の合計体重は約900kg以上にもなります。

900kgと900kgが正面から押し合うため、お互いのフィジカル=身体の強さが如実に表れる、男子的な感覚でいうところの「どっちが強いの?」という勝負に答えを出すプレーといえるでしょう。

スクラムで押すことができれば試合を有利に運べるし、逆に押されてしまうと肉体的にも精神的にも圧を感じて不利な状態で試合を展開することになる、非常にわかりやすく試合を占う「力比べ」なのです。

ちなみにボールを前に落としてしまったり、真横より前に投げてしまったりと、軽い反則をした際に行われるスクラムですが、なぜわざわざ全力で組み合うのか?という点については、競技の歴史上、紆余曲折を経て現在の形になっているため、あまり気にしなくてもよさそうです。
「どっちが強いか」を簡単に見せてくれるプレー、とだけ覚えてください。

日本ならではのコト消費

すでに多く報道されているように、ヨーロッパやオセアニアを中心に40万人ともいわれるラグビー目的の訪日外国人。
その土地ごとの名産や「どのお店に入っても美味しいものが食べられる」と評される日本の食体験を楽しむファンの姿を多く見かけたのも、今回とても印象に残った点でした。

意外なところでは、コンビニの食料品棚(サンドウィッチ等)がほぼいつでも充実しているのも日本が得意とするところらしく、普段我々にとって当たり前のようなことも、訪日客にとっては魅力的に感じたようです。
定番のラーメンや牛丼、複雑かつ精巧に工場で作られたチョコ系のお菓子(※我々は何気なく食べています)なども、海外から来た人たちから人気が高いんだそう。
ピーナッツクリームを挟んだ有名なパンも話題になりましたね。

実際に調布の定食屋さんで遭遇した南アフリカのファンたちは、おかわり自由の味噌汁を美味しそうにリピートしていたし、お茶どころの静岡・京都などを訪れたファンは、レベルの高い日本茶の味わいを体験したでしょう。

いい思い出を持ち帰った彼らがそれを広め、そしてまた日本に来てくれれば、本当に素晴らしいことですね。

京都(宇治・和束)のお茶

日本の食文化にも注目が高まったこの機会に、ぜひ味わっていただきたいお茶です。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

(※農薬:栽培期間中不使用)

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