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二十四節気「大雪」〜お歳暮について〜

12月に入り、北国では雪の便りも聞かれる時期となりました。日に日に寒くなる一方、そろそろ年賀状やお歳暮の準備も……と気ぜわしくなる時期。今回は、その中から、ちょっと気になる「お歳暮」について。

いつ贈ったらよいか?
 お世話になった方へ感謝の気持ちを込め、年の暮れに贈る「お歳暮」。本来は、お正月の準備を始める12月13日の「事始め」の日から12月20日までに贈るものでした。関西では今も12月13日からが多いですが、関東は12月初旬の到着からでOKです。

「ウッカリ忘れててクリスマスも過ぎちゃった、どうしよう?」というアナタ、それからでも大丈夫。12月31日に到着するものまで「お歳暮」として贈ることができます。お正月に使う食品などは、逆に年末に届くほうがよいことも。ただし、旅行で不在かもしれない方へは、年末の到着は避けたほうがよいでしょう。

喪中の時は?
 お歳暮は、お祝いごとではなく季節のご挨拶なので、相手や自分が喪中のときも贈って問題ありません。ただし、ご不幸の直後や四十九日前は避けましょう。それから気をつけたいのが熨斗。普通は、お歳暮には紅白の水引の熨斗を使いますが、喪中の際は、無地の紙や無地の短冊に「お歳暮」と書いて贈ります。

品物は何がよい?
 お歳暮はそもそも、お正月に年神様にお供えする食べ物として、実家や本家に持参するものでした。室町時代にはじまり、江戸時代に一般的な風習として広まっていきました。そのため、昭和の中頃までは、新巻き鮭、数の子、伊勢海老など、生鮮品のお歳暮は珍しくありませんでした。今もお歳暮といえば食品が主流ですが、相手の方の好みや家族構成に応じて、日持ちや保存なども考慮して選ぶとよいですね。

二十四節気:大雪
 「大雪」は「たいせつ」と読み、「雪が降り積もるようになること」という意味です。2018年は12月7日。この日をピンポイントで「大雪」と言うこともあれば、次の節気の直前までの12月7日~21日の期間を「大雪」と呼ぶこともあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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